【教えてハットさん】金売買で儲ける たった一つのコツ!
目次
「ねぇ、ハットさん。金の買いどき、売りどきを教えて〜!!!」
皆さんこんにちは!
もうね、何故か店頭に入ってるこの三日間、毎日これを訊かれます。何でだろう、ニュースで報道でもあったのかなぁ?
そんなもんね、僕でもわからないですよ!!!!!笑
と言いたいところですが、実は基本的な考え方は有ったりします。
またその考え方も含めて、今日はちょっと小ネタを書いておきますね。
円高=金は値下がり、円安=金は値上がり。
まずはここからです。
円高というのは基本的に「米ドルに対し」なのですが、金価格はドル建てで取引されます。
ちなみに重さの単位は「オンス」です。まあ、一般には聞き慣れない単位ですけど、g換算だと、ざっと31.1gです。
で。
なぜ円高だと金が値下がりして、円安だと金が値上がりするのか。
例えば、計算しやすくするために、敢えてこういう設定にしますが、下記のように相場を仮定しますよ。
円高時:為替相場100円/ドル、金価格1オンス1000ドル
円安時:為替相場120円/ドル、金価格1オンス1000ドル
この時の1オンスあたりの金価格は日本円で、
円高時:100円×1000=10万円
円安時:120円×1000=12万円
という風に2万円もの差が付きます。
金価格の先物マーケットよりも為替マーケットのほうが大きな市場なので、「金価格は為替によって変動する(為替に振り回される)」という図式も成り立ちます。
これってすごくわかりやすいでしょ?
そして、2015年12月現在の状態で言うと120円/ドルを超える状態なので、円安ですよね。
つまり、今は「(為替的判断では)売りどき!」ってわけですね。
でも先物って、そうは甘くないんだなぁ・・・
はい、そうです、そんなに甘くはありません。
そんなに甘ければ、僕も今頃…。(笑)
だって同じ考えの方が世界中に何十万人、取引額は何兆円という規模でいるわけですよ。
そういう人たちの「欲と希望と需要」によって相場は動くんですから。
つまり「日本円に計算し直した価格」をもとに売買を繰り返しているマーケッターが沢山いるわけで、
円安の時には米ドル建ての金価格が下がる。
円高の時には逆に米ドル建ての金価格が上がる。
のが常です。
マーケットでは常にそういう自動調整機能が働いているわけですね。
よくできてますよね、ホント。
だからこそ為替を注視しよう!
その流れの中で、「金価格の動きを超える為替の動き」がある場合があります。
ここを見逃さないマーケッターは日本にも多くいると思いますが、一般的な庶民がそのマーケットに張り付くなんていうのはハードルが高いですよね。
だからこそ大きな市場の動きとして「為替を見る」のはやっぱり大事です。
金価格が世界的に大きく下がっているのに、日本ではまだ4,400円/gを超えているのは、まさに為替のお陰ですからね。
アベノミクスによる円安の影響はここにも出ていますね。
ということで、僕が言いたいのは(回答にはなってないかもしれませんけど)、「為替を見ながら中期的な予想をしよう!!!!!!」ということですね、はい。
なお、今日買って明日売って儲ける!なんていうデイトレードで大儲け!は、「夢はあるけど、所詮夢!」と思っておいてくださいね笑
さて、今日はここまで。
朝起きたらすぐに為替をチェックする、ハットさんでした〜
※そんな為替の大きな動きを見ながら、金価格を予想して、みやび屋質店の店頭ボードを見るお客様もいるんだろうなぁ。
Masaki Hattori
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